マルタ島留学の実際~留学エージェント編~
こんにちは、ブログにお越しくださってありがとうございます。
高卒フリーターのマルタ島留学日記第二弾は、これからマルタ島留学をされる方向けにいくつか項目を設けて、実際どうなの?って感じでお話させていただこうと思います。
今回はエージェント選びについて
留学未経験、右も左もわからない方向け、留学エージェントについての内容となります。エージェント探しから留学まではザッと下記のような感じで進みました。
- 自分が行きたい国を取り扱っている留学エージェントを探す
- エージェトの拠点が留学先にあるのか、日本にしかないのかチェック
- 実際に自分の大まかなプランを送り、どのような対応をされるかチェック
- 手続き開始
- 渡航
2のエージェントの拠点先は数ある会社の中から候補を絞る際の基準になりました。
私は、マルタに事務所を持つエージェントさんを使用しましたが、その利点としてあげられるのが、現地の情報がに関する量・スピードに強い
という点。
特に私はパンデミック中の留学でしたので、入国制限など毎日のように変わる混乱状態でいち早く情報を入手できるのはとても助かりました。
また、自分だけではなかなかわからない学校の雰囲気や、寮の現状なども知れるのは大きいです。
逆に現地エージェントを使用される際に注意が必要なのが、時差があることとやりとりがメールで行われること。
ここに問題を感じなければ特に日本でエージェントが必要になることはないので現地エージェントを使用されることをおすすめします。
次のある程度候補のエージェントを絞った段階でメールなどで問い合わせてみます。
基本的にメール相談などは無料でやられているところが多いです。ここで、私が気を付けたポイントは、以下の通り。
- 希望に沿った学校を提案してくれるか
- すぐに電話相談やオンライン面談に切り替えようとしてこないか
- 学校の悪い点も教えてくれるか
希望に沿った学校を提案してくれるのは当たり前なのでは…と思うかもしれませんが、大手の学校やキャンペーンなどのごり押しといった返信も少なくなかったです。
無料相談で膨大な量の相談に応えていらっしゃるのでしょうが、ここで細かく要望に沿いかつ学校について説明もしてくださるエージェントさんはかなり信頼できました。
ここを省き、早く契約に進めようと電話や直接話そうとしつこく連絡してくるところも候補から外してよいでしょう。
また、学校の悪い点も教えてくれるかどうか。これは希望に沿った提案に通ずるものがあるのですが、ここでひとつ例を挙げてみましょう。
例えば条件の一つとして、なるべく安く留学したいと伝えたとします。ここで予想される対応が、
- とにかく安い学校を提案される
- 一番安い学校を教えてくれるが、そのぶんのデメッリトも教えてくれたのち、ほかの候補を提案してくれる
に分かれます。
基本的に安いのには、家族経営だったり、寮が少し不便だったりと理由があるのでそこまで教えてくれて検討の余地を与えてくれるエージェントさんを選びましょう。
ついにエージェントと学校が決まれば契約手続きの開始。ここからビザや入国まで細かくサポートしてくれます。
ぶっちゃけ留学スタートしてからはエージェントと関わることはないです。(パンデミック系の情報などは発信してくれます。)
エージェントとの留学はおおむねこんな感じでした。質問などあればぜひ~
マルタ留学日記~高卒フリーターがマルタにいるワケ~
ご挨拶
初めまして、地中海に浮かぶ小さな島国、マルタ島にいる日本人留学生です。
タイトルにもある通り、高校卒業後をフリーターとして過ごし、日本という島国からマルタという島国へ飛び立つに至った経緯から留学生活について、日記と称して気が済むまで語るためにブログを開設しました。記事の大半は自己語りになると思いますが、今後語学留学をする方の役に立てるような情報も発信していければな、と思っておりますので、ぜひ見ていってください~。
私がフリーターになったワケ
記念すべき第一弾はなぜ私がマルタにいるのかを話していきたいと思います。
そこで避けて通れないのが高校卒業後の一年半のお話。
既に記述されている通り、私はフリーターとして二つのアルバイトを掛け持ちしながら過ごしていました。もちろん、高校三年生の夏に海外進学を決断した時にはこんなに長くフリーターをするつもりなんてなかった…そう、某ウイルスですね…
留学生に限らずコヤツに悩まされなかった人などいないでしょう。
これが私のフリーター生活のスタートとなります。
叶わなかったオーストラリア留学
実はこの段階ではオーストラリアに留学をする予定で、高三夏から卒業後の秋を目標に準備を始め、すでにビザの申請にも取り掛かっていた時でした。高校の授業がなくなるとともに、英語で話す練習とお金を貯める目的で始めた宿泊施設のアルバイトも海外からのお客様が激減。英語をしゃべることもなくなるどころか、出勤できない日が続きました。そんな中のオーストラリア鎖国のお知らせ。
進路もバイトも失いかけのニート爆誕です!
そう、フリーターどころかニート生活でした。(休業手当をいただきながら)
周りの大学に進学した友達も入学式はできず、授業もオンライン友達さえできないと嘆いていました。が、そんな話を聞きながら、大学生の肩書があるだけマシじゃん…とか思ったり、かなり落ち込んでましたねえ。
あとから思えば、自分のための時間がたっぷり増えたことで、ゆっくりできたこと、本当に学びたいことを整理できたのでプラマイゼロって感じなのですが!
三か月ほどのニート生活の末、夏には掛け持ち先のバイトを紹介していただき、そこで働きつつエージェントと相談を重ね次のセメスターでの入学に延期することをきめました。
フリーターがマルタ留学を決断したワケ
新しいバイトを始め、かつ延期したオーストラリア留学にむけて準備を進めていた夏。
かなり忙しかった…!なんせバイト先両方とも宿泊施設、夏休みとともに始まった今は懐かしいGoToキャンペーン。春とは打って変わって満室の日々で時には11連勤したり、休憩はあるとはいえ10時間働いたりかなり体力を消耗していました。
淡々とバイトをする日々や、「開国するかも、いややっぱりまだむり。」といった感じのアーストラリアにも疲れていて、どうせまた行けないんだろうなあと後ろ向きになっていました。
確証のないものを信じてそのために時間を費やすというのはなかなかしんどくて、時間だけが過ぎて行ってる感覚に焦り。正直この時期全部投げ出したかったです!(笑)
フリーター、マルタに出会う
そんな中、私と同じような状況にいた友達からマルタ島なら今行けるらしいという情報を手に入れます。完全に疲弊しモチベーションを失っていた私はほかの国という選択肢がなかった(笑)
ちなみにマルタ島は留学を決断したときオーストラリアとの二択で迷った国でした。なので、マルタ島との再会が正しいかな。
正直ここでマルタ島留学を即決したわけではないです。まだ延期したオーストラリアに見切りをつけたわけじゃないし、なによりオーストラリアは語学留学だけではなく、カレッジに通うことが本命の目的だったから。
ただここで待つだけの生活をやめて、マルタ留学について調べていくようになります。
延期したオーストラリアの日程はせまるも開国の見込みは薄いまま。カレッジをあきらめ語学留学だけのマルタか、それとも待ち続けるのか、とっても悩みました。
「先延ばしにしたら絶対にアンタ一生行かない」
「大学で学びたいと思ったらいくらでもタイミングはあるよ」
上から母とバイト先のマネージャーからの言葉たち。この言葉に背中をおされ私はついいにマルタ留学を決意します。
オーストラリアの渡航予定が5月、それがなくなっても4月にアルバイトをやめるのかどうかを相談していた時にもらったアドバイスでした。
学歴が手に入らなくなるんじゃないかという不安に、本当にやりたかったこと、長年の夢だった海外へ行く夢をまた我慢してしまうところでした。(ここでは端折ってますが留学は子供の時からの夢で金銭面を主な理由にあきらめていたものでした。)
ここからの行動は我ながら早かったと思います!(笑)
フリーター、マルタに飛ぶ
4月にバイトを一つ辞め、5月にオーストラリアを断念しマルタ留学に向けエージェントと話し合いを開始。マルタは長期滞在には向かないともちらほら目にしましたが、そんな贅沢は言ってられないし、住むに飽きるもなにもあるかと約1年の留学を決意。
8月にはもう一つのバイトも辞めさせていただき、9月頭無事にマルタ渡航を果たしました!
初海外が一人で、しかも一年間行ったっきり。不思議と不安はそれほどなく、実感もないまま乗り換え先のトルコに飛んだわけですね。
心配だったからトランジット2時間半じゃなくて11時間くらいのやつ選んだけど(笑)
でも、飛行機の遅延とカオス状態のセキュリティーゲートでこれはいい判断だった。
まとめ
ざっとこんな感じでしょうか。記事には書いてないけどオーストラリア留学を決めてからやフリーターをした1年半、とってもいろんな方にお世話になりました。
留学資金を貯められたのもやりたいことをやりなさいと言ってくれた親、緊急事態宣言下まず一番に切られてもおかしくないはずの私を雇い続け、サポートしてくださったバイト先、相談に乗ってくれた友人たち。本当に感謝しかないです。
これで、私がフリーターを経てマルタにいる経緯を話せたので、これからもっといろいろお話できたらなと思いますので、今回はさよなら~
読んでいただきありがとうございました!